エアライン, 空港 — 2016年6月2日 14:10 JST

成田空港、1タミ南ウイングのカウンター刷新 航空会社別に

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 成田国際空港会社(NAA)は6月2日、第1ターミナル南ウイングのチェックインカウンターを刷新した。これまでのファーストやビジネスなど、クラスによる区分から、航空会社別に変更した。

第1ターミナル南ウイングのチェックインカウンターを刷新した成田空港=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 AからJまでのカウンター10カ所に、全日本空輸(ANA/NH)やユナイテッド航空(UAL/UA)、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)など、航空連合スターアライアンス加盟各社を中心とした計22社を配置する。

 今後、各カウンターですべてのクラスにチェックインできるようにする。ANAと系列のエアージャパン(AJX/NQ)は「A」から「D」の4カ所、ユナイテッド航空は「D」と「E」の2カ所、ルフトハンザ ドイツ航空などのルフトハンザグループは「E」を使用する。

 各カウンターの入口上部には航空会社のロゴを掲出するほか、他カウンターのチェックイン状況などを共通で表示する。案内画面はこれまでの青バックで白文字ものから黒バックに変更し、視認性を高めた。

 このほか、各カウンターの前には、受託手荷物のタグを印刷する機能も備えた自動チェックイン機を設置。計116台を導入する。導入開始時期は航空会社により異なる。ANAは7月中旬に導入する。

リニューアル後のカウンター配置
Aゾーン
ANA、エアージャパン

Bゾーン
ANA、エアージャパン

Cゾーン
ANA、エアージャパン、エチオピア航空、ターキッシュエアラインズ

Dゾーン
ANA、エアージャパン、ユナイテッド航空

Eゾーン
ユナイテッド航空、オーストリア航空、スイス インターナショナル エアラインズ、ルフトハンザ ドイツ航空

Fゾーン
シンガポール航空、深セン航空、中国国際航空

Gゾーン
深セン航空、タイ国際航空、エティハド航空

Hゾーン
アシアナ航空

Iゾーン
エア・カナダ、エバー航空、スカンジナビア航空

Jゾーン
ニュージーランド航空、LOTポーランド航空、ウズベキスタン国営航空、エアプサン、MIATモンゴル航空

第1ターミナル南ウイングのチェックインカウンターを刷新した成田空港=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

カウンター位置を表示する案内板=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

オープンしているカウンターは航空会社のロゴを掲出し(右)、使用していない場合は黒ベタで表示=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ANAが使用するBカウンター=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ルフトハンザグループが使用するEカウンター=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

中国国際航空が使用するFカウンター=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

エバー航空が使用するHカウンター=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

エアプサンが使用するIカウンター=16年6月2日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

刷新後のチェックインカウンター配置(NAA提供、Aviation Wire作成)

関連リンク
第1ターミナル南ウイングチェックインカウンター(成田空港)

成田空港、カウンター航空会社別に 1タミ南ウイング刷新(16年5月27日)
エアプサン、成田カウンター変更 南ウイング刷新で(16年5月23日)
ANA、成田チェックインカウンター航空会社別に クラス別から変更(16年5月13日)