ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は5月18日、近畿大学が開発したウナギ風味のナマズを使った機内食「近大発うなぎ味のナマズごはん」を発表した。6月1日から700食限定で販売する。1350円。
ウナギ風味のナマズは、近大世界経済研究所の有路(ありじ)昌彦教授が6年間研究し、世界で初めてウナギの味に近づけることに成功したナマズ。養殖ウナギの原料である天然稚魚の漁獲量が激減していることから、ウナギの代替魚として開発した。有路教授によると、海外ではナマズを食べる国が多いという。
ナマズの臭さを取るため、エサと水質を改良。脂の乗りを良くするため、エサに加える脂分を従来の15%から23%に引き上げ、食感をウナギに近づけた。機内食用に調理する際は焼き方を工夫し、タレはやや濃いめにした。
提供路線は、関西-札幌、那覇線や成田-福岡線など片道90分以上の国内線と、那覇-ソウル線と羽田発台北行きを除いた国際線。
近大は2002年6月、「近大マグロ」で知られるクロマグロの完全養殖に成功。ピーチでは、ナマズをきっかけに近大との協業を検討していきたいという。
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ピーチ・アビエーション
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