エアバスは現地時間4月25日、米国製初号機となるA321型機(登録番号N965JT)をジェットブルー(JBU/B6)に引き渡したと発表した。
エアバスは米国初の最終組立工場をアラバマ州モビールに建設し、2015年9月に本稼働した。アラバマ工場製初号機となったA321は3月4日、塗装工程を終えロールアウト。同月、初飛行に成功した。
現在、アラバマ工場では9機のA320ファミリーを製造している。現在はA320従来型(A320ceo)を製造し、2017年後半をめどにA320neoの製造に切り替える。2017年末までは月産4機を見込む。
アラバマ工場は仏トゥールーズと独ハンブルク、中国の天津に続く4カ所目の最終組立工場で、A319とA320、A321を製造。2018年までには、年間生産機数を40機から50機に増やす。
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