スカイマーク(SKY/BC)は4月25日、プロ野球・阪神タイガースのロゴを機体にデザインした特別塗装機「タイガースジェット」の運航を、27日から開始すると発表した。客室乗務員(CA)がユニフォームを着用し、機内では“六甲おろし”として知られる『阪神タイガースの唄』を流すなど、タイガース一色に演出する。運航は10月末までの予定。
*初号機が羽田到着(記事はこちら)
ボーイング737-800型機2機にデザインする。機体前方の左ドア付近と後方の左右ドアには、タイガースの虎ロゴを描き、機内ではオリジナルのうちわを配付する。ヘッドレストはタイガースのロゴをデザインしたヘッドレストカバーを設置し、CAが着用するユニフォームは、背番号を「737」とする。神戸発着路線に限らず、全路線で運航する。
機内で放送する“六甲おろし”は、歌詞のない曲のみのバージョンを使用。運航状況により放送しない場合もある。
初号機(登録番号JA73NL)は4月27日から、2号機(登録番号JA73NM)は5月10日から運航を開始。初号機の初便は羽田を午前7時20分に出発する神戸行きBC101便となる。初便の神戸到着時と、折り返しの羽田行きBC104便の出発時には、神戸風月堂の菓子「ミニゴーフル」の缶に、タイガースのロゴをデザインした「タイガースミニゴーフル」をプレゼント。出発ゲート付近で搭乗客に配付する。
スカイマークは今年で開港10周年を迎えた神戸空港から、羽田と札幌、茨城、長崎、鹿児島、那覇の6都市へ就航。2月からは「神戸 旅の港街 プロジェクト」と題した地元との企画を始めている。
阪神タイガースは1935年創立。今年で81周年を迎える人気球団で、関西圏だけでなく全国に熱狂的なファンが多くいることでも知られている。4月25日現在の順位は3位。
本拠地としている阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)までは、神戸空港からポートライナーと阪神電車を乗り継いでおよそ40分で到着する。
スカイマークは2005年から2010年まで、オリックス・バファローズが本拠地とする神戸総合運動公園野球場のネーミングライツを取得。バファローズの試合が「スカイマークスタジアム」で開催されていた。神戸空港から同球場までは、ポートライナーと地下鉄を乗り継いでおよそ40分で到着する。
初便の運航スケジュール
BC101 羽田(07:20)→神戸(08:30)運航日:4月27日
BC104 神戸(09:15)→羽田(10:25)運航日:4月27日
・スカイマークのタイガースジェット、夜明け前の羽田到着(16年4月26日)
・スカイマーク、神戸でクルーズ船とコラボ 搭乗券で割引(16年3月1日)