エアバス, エアライン, 企業, 機体 — 2016年4月14日 14:50 JST

セブパシフィック、A321neoにレカロ軽量シート アジア初導入型

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 セブパシフィック航空(CEB/5J)は、2017年から受領予定のエアバスA321neoのシートについて、独レカロ・エアクラフト・シーティングの「SL3510」を導入すると現地時間4月12日に発表した。セブパシフィック航空は、同シートをアジアで導入する初めての航空会社となる。

セブパシフィック航空が採用するレカロのエコノミーシート「SL3510」(セブパシフィック航空提供)

 SL3510はエコノミークラスに搭載するシートで、薄型・軽量が特徴。重量はおよそ9キロで、従来のシートと比較し40%近く軽量化した。背もたれ部分を薄くしたことにより、座席の前後幅を広くすることができる。

 セブパシフィック航空はA321neoを30機発注済み。2017年から2021年に受領を予定している。

 レカロによるとSL3510は、2010年にエールフランス航空(AFR/AF)がA319とA320、A321の国内線用機材に導入。2013年にはイージージェット(EZY/U2)が56機のA320向けに1万席以上、2015年に100機のA320neo向けに2万席の導入を決定している。

SL3510のテーブル(セブパシフィック航空提供)

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