エアライン, 企業 — 2016年3月25日 13:00 JST

ハワイアン航空、日本での事業体制強化 販売など内製化

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 ハワイアン航空(HAL/HA)は、日本市場での事業体制を強化すると3月23日に発表した。社内に販売や営業などを担当するチームを設置し内製化する。また従業員を新規に14人雇用し、国内の就航地に配属する。

日本市場での事業体制を強化するハワイアン航空=15年4月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 社内のチームでは販売や営業のほか、旅行会社との関係を強化するアカウントマネジメント、営業開発、価格設定や流通部門を担当するディストリビューション、パートナーシップ、プロモーションを担当する。現在、総代理店(GSA)を務めるグローバルサービス(東京・港区)は予約発券業務を担当する。

 新規スタッフは6月末までに雇用する。東京と大阪、札幌の各就航地に配属し、営業強化を図る。

 これらの業務はこれまで、ハワイアン航空の宍戸隆哉・日本支社長と、グローバルサービスが担当していた。

 ハワイアン航空の日本路線は、現在3路線を運航している。羽田には2010年11月、関西には2011年7月、札幌には2012年10月から乗り入れている。このうち札幌便は当初直行便で開設し、2013年6月からはホノルル発を仙台経由としていた。2015年10月からは仙台経由を運休し、札幌直行便に戻している。

 現地時間7月22日からは、日本4路線目として成田にも乗り入れを開始。成田からの初便は翌23日に出発する。1日1往復のデイリーで運航し、機材はエアバスA330-200型機(計294席:ビジネス18席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー236席)を使用する。

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ハワイアン航空
グローバルサービス

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