エアライン, 機体 — 2012年9月7日 20:22 JST

シンガポール航空、機内無線LANサービス開始

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 シンガポール航空(SIA)は機内無線LANの有償接続サービスを現地時間9月6日から正式に開始した。すでに一部機材で試験的に導入されていたサービスを、計14機の機材で利用できるようにする。

シンガポール航空のA380=10年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 同サービスの導入により、スマートフォンやノートパソコンなどの無線LAN対応端末を使ったウェブサイトの閲覧やメールの送受信などが行えるようになる。SIAは大手プロバイダーのオンエア(OnAir)社と提携し、今後2年間で長距離路線を運航しているすべてのエアバスA380-800とA340-500、ボーイング777-300ERに、このサービスを段階的に導入する予定。

 料金は26MBまでが29.95米ドル(約2300円)、10MBまでが11.95米ドルで、6日から11月30日までは特別料金キャンペーンで30MBまでのデータ通信が25米ドル、10MBまでは10米ドルで利用できる。また、シンガポールの通信企業SingTelの加入者向けに、機内でのショートメッセージとGPRSデータサービスのローミング料金が最大40%割引になるキャンペーンも2013年3月31日まで実施する。

 SIAはこの無線LANサービスに5000万米ドル(約39億円)を投じた。

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