乗客が航空券購入時に支払う燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)について、日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、4月1日から5月31日発券分は廃止する方向だ。燃油価格の下落により、シンガポールケロシン市況平均の円貨換算額が1バレルあたり6000円を下回るためで、すでに海外の航空会社では2月から徴収していない社もある。
JALとANAは2カ月間のサーチャージを2カ月ごとに見直し、適用額は燃油価格が変動しても期間中は変更しない。適用額はシンガポールケロシンの直近2カ月平均に、為替レートの直近2カ月平均で円換算した価格から決める。
4-5月発券分のサーチャージは、2015年12月から2016年1月までの
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