KLMオランダ航空(KLM/KL)は1月4日、アムステルダム-福岡線の運航を終えた。市場動向と円安傾向による需要の落ち込みによるもので、就航から2年9カ月で撤退となった。
同路線は2013年4月3日、週3往復で就航。2014年夏ダイヤからは週4往復に増便したが再び週3往復に戻した。2015年10月25日に始まった冬ダイヤでは、週2往復まで便を減らしていた。
アムステルダム発福岡行き最終のKL869便(ボーイング777-200ER型機、登録番号PH-BQM)は、午前9時38分に50番スポットへ到着。アムステルダム行き最終のKL870便は午前11時18分に出発した。
KLMの日本路線は福岡空港から撤退後、アムステルダム-成田が1日1往復、関西線が週5往復の2路線。関西線は2015年10月の冬ダイヤから、夏ダイヤまでの1日1往復を週5往復に減便している。
一方、今春からはフィンエアー(FIN/AY)がヘルシンキ-福岡線を開設予定。週3往復で、同社が九州へ乗り入れるのは初めて。
運航スケジュール
KL869 アムステルダム(14:35)→福岡(翌日09:20)運航日:水日
KL870 福岡(11:05)→アムステルダム(15:30)運航日:月木
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