12月20日に決勝戦が行われた「FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2015」で、三度目の優勝を果たしたFCバルセロナ(欧州代表)の選手らを乗せたマレーシア航空(MAS/MH)のエアバスA380型機(登録番号9M-MNF)が21日、成田空港を出発し、バルセロナへ向かった。
FCバルセロナの選手は14日、マレーシア航空のA380をチャーターしたMH8170便でバルセロナから来日。横浜国際総合競技場(日産スタジアム)で20日に開かれた決勝戦では、南米代表のリバープレート(アルゼンチン)を3-0で下し、大会史上最多となる三度目の優勝を決めた。
決勝戦では、リオネル・メッシ(10、フォワード)が前半にゴールを決めて先制。ルイス・スアレス(9、フォワード)が後半に2得点を入れ、クラブ王者に輝いた。また、開催国代表のサンフレッチェ広島は、アジア代表の広州恒大を2-1で下して3位となった。
帰国便となるチャーター機のA380は、クアラルンプールからのフェリーフライト(回送)となるMH8172便で、午前8時1分に成田第2ターミナル66番スポット(駐機場)へ到着。選手を乗せた同機は、定刻より15分遅れとなる午前10時15分に、MH8173便としてバルセロナへ向けて出発した。
使用されたA380は通算100機目、マレーシア航空では6機目の機体で、100機目のロゴが入っている。
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