JAL、少ないマイルで国際線アップグレード

　日本航空（JAL/JL、9201）は、搭乗回数が多い「FLY ON」のステータスを持つマイレージ会員を対象に、国際線で通常よりも少ないマイルでアップグレード出来る「国際線アップグレード ディスカウントキャンペーン」を、2015年度に続いて2016年度も実施する。受付は12月16日午前10時から。

JALの国際線ファーストクラス＝12年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　搭乗回数が多い会員向けの限定特典「FLY ONアップグレードパッケージ」の一つで、このほかに国内線クラスJの「eクーポン」を提供。最多搭乗実績の「ダイヤモンド」会員と、これに次ぐ「JGCプレミア」会員には、国内線ファーストクラスへのアップグレードクーポンもプレゼントする。

　ビジネスクラスからファーストクラスへアップグレードする場合、ロンドン・パリ・フランクフルト線は、通常片道4万2500マイル必要だが、キャンペーンに申し込むと4500マイル少ない片道3万8000マイルで、往復は7万6000マイルでアップグレードできる。

　エコノミーとプレミアムエコノミークラスからビジネスクラスへアップグレードする場合、フランクフルト・パリ（成田－パリのJL415/416のみ）線は、通常片道2万7500マイル必要なところ、片道1万7000マイル、往復は3万4000マイルでアップグレードできる。このうち、ダイナミックパッケージを含むツアーは対象外となる。

　また、同社のマイレージ会員制度「JALマイレージバンク（JMB）」のうち、搭乗実績が少ない「クリスタル」会員には、羽田空港国内線「サクララウンジ」を10回利用できる電子クーポンを一度提供。このうち、上位会員制度「JALグローバルクラブ（JGC）」に入会済みの会員はサクララウンジが使用できるため、対象外となる。

　利用期間は、2016年4月1日から17年3月31日搭乗分まで。特典利用座席数は制限があるため、搭乗したい旅程で利用できない場合がある。

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日本航空

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