エアライン — 2012年8月24日 19:30 JST

日航、吉野家の牛丼復活　ロス出発便で11月末まで

　日本航空（JAL）は欧米路線で好評だった「エア吉野家（AIR吉野家）」を、9月1日からロサンゼルス発成田行きの便で復活させる。

　エア吉野家は3月から5月末まで日本出発の欧米路線で提供した機内食。乗客には好評で日本への帰国便で食べたいという要望が多く寄せられたため、吉野家が店舗展開を行っているロサンゼルスから成田へ向かう便限定で提供することにした。

エア吉野家はプレミアムエコノミーとエコノミーは特製牛丼ボックス、ファーストとビジネスは鶴丸ロゴ入りどんぶりを使用する（JAL提供）

ロス出発便で復活するエア吉野家（JAL提供）

　エアシリーズは従来の機内食で提供されなかったものを取り上げるシリーズで、エア吉野家は第3弾だった。地上と比べて乾燥している機内環境を考慮し、つゆを少し多めにした“つゆだく”で提供するのが特徴。

　プレミアムエコノミー・エコノミークラスの乗客には成田到着前の食事として、ファーストクラスとエグゼクティブクラス（ビジネス）の乗客には、1食目の後、アラカルトメニューの中から乗客が好きなものを好きな時に頼める「Anytime You Wishサービス」のひとつとして提供する。

　ファーストとビジネスでは、吉野家の店舗でお馴染みのデザインにJALブランドマークである“鶴丸”を加えた特製オリジナルどんぶりに盛り付ける。