ソラシド、ウェブサイトで領収書発行　社名変更契機に新サービス

　12月1日に社名変更したソラシドエア（旧スカイネットアジア航空、SNJ/6J）は、ウェブサイトの刷新など、新サービスを同日からスタートした。

ソラシドの新ウェブサイトのトップページ（同サイトから）

社名変更と同時に新キャッチフレーズ「メイク・ワンダー」を打ち出したソラシドエア＝12月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　社名変更と同時に、新キャッチコピー「メイク・ワンダー！」を宣言。髙橋洋社長は「驚き、感動、ワクワク感を一人でも多くの人に感じてもらい、大手にもLCCにも負けない、新しい世界を作りたい」と述べ、子連れの母親から評価が高いという客室乗務員や空港旅客係員のホスピタリティーを生かしたサービスなど、大手2社やLCCと異なる第3のポジションを目指す（関連記事）。

　第1弾の取り組みとして、3つの新サービスを開始。三井住友カードとクレジットカード「ソラシドエアカード」を発行し、ゴールドカードと通常のカード（クラシック）を用意した。マイル付与やソラシドを前年1年間に30回以上利用したゴールドカード会員には、優先搭乗などのサービスを2016年4月から提供する（関連記事）。

　機内販売では、ソラシドエアカードを利用すると10％割り引く。カード決済用にハンディターミナル「POS-TABLE」を導入。ソラシドは長崎県産のアゴ（トビウオ）と大分県産のユズを使った「アゴユズスープ」など、九州・沖縄の特産品を使用した商品を機内販売品で用意しており、カード利用に対応することで販売を促進する。

　ウェブサイトも刷新。PC版とスマートフォン版を見やすくした。また、これまで対応していなかった領収書の発行も、ウェブサイト上で出来るようにした。

関連リンク
ソラシド エア

・ソラシド、社名とブランド統一　首都圏の認知向上へ「メイク・ワンダー！」（15年12月1日）
・ソラシド、三井住友とクレジットカード　ゴールド会員向け優先搭乗も（15年12月2日）