お盆が終わり学校の夏休みも終わりが近づいてきた。日本航空(JAL)は東京スカイツリーの天望デッキで羽田空港に離着陸するJAL機の便名などをリアルタイム表示する「JAL機リアルタイム位置表示サービス」を展示している。8月26日まで。
同サービスでは羽田周辺を飛行するJAL機のトランスポンダーから発信される電波を受信し、便名や行き先、機材名などを表示。情報を表示するソフトウェアは実際に航空業務で使用されているものではないが、東京スカイツリーから見えるJAL機の情報がわかる仕組みだ。
JALは東京スカイツリーのオフィシャルエアラインで、スカイツリーが開業した5月から「JAL × 東京スカイツリージェット」を運航している。JAL宣伝部の藤崎健マネジャーによると、夏休み期間中に天望デッキの展示スペースを確保できたため、JALにしかできず、来場者に楽しんでもらえるものは何か、を考えたという。天望デッキからは東京湾上空を飛行する機影がよく見えるので、「リアルタイムで飛行機の情報がわかればいいね」という社員のアイデアから実現したそうだ。
フェイスブックのJAL公式ページなどには、同サービスを常設して欲しいという声も多く寄せられているが、今のところ予定はない。
きょう20日午後1時半ごろから、展示スペースで客室乗務員らが展示の案内を行う。最終日の26日までに客室乗務員らが応対するのは今回のみ。