エアバスは現地時間11月6日、大韓航空(KAL/KE)が小型機のA321neoを30機確定発注したと発表した。今回の契約では、20機のオプションも設定。今年初に結んだコミットメントに基づくもので、大韓航空がA320ファミリーを発注するのは初めて。
大韓航空がエアバス機を初導入したのは、40年前の1975年10月。中型機のA300B4型機をソウル-福岡線に投入した。同社はその後A300のほか、A330や総2階建ての超大型機A380を導入している。
A321neoは、A320を燃費の良い新型エンジンに換装したA320neoファミリー最大の機体。メーカー標準座席数は2クラス185席で、席数を増やすオプションを導入すると最大1クラス240席まで設定できる。
大韓航空は11月に入り、ボーイングにも小型機737 MAXを30機と、大型機777-300ERを2機確定発注している。また、同国のアシアナ航空(AAR/OZ)も、11月にA321を25機確定発注している。
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