日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第53弾として、11月1日から大分県を取り上げている。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。30日まで。大分県を取り上げるのは2011年11月の第7弾以来で、今回が2回目。
国内線ファーストクラスの機内食は、日出(ひじ)町の料亭「的山荘(てきざんそう)」の料理長 平野勝美氏がプロデュース。上旬は柿のなますや柚子こしょうをアクセントにした豊後牛のステーキ、中旬は鶏そぼろや水菜の野菜あんを合わせた里芋まんじゅうや県産鯛の西京焼き、下旬は県産鶏「おおいた冠地どり」を使用した茶碗蒸しや鯛の昆布じめなどを提供する。ご飯は別府市の「内成棚田米」を用意する。
国内線ファーストクラスで提供中の「こだわりの日本酒」は、萱島酒造(国東[くにさき]市)の「西の関 大吟醸滴酒」と八鹿(やつしか)酒造(九重町)の「八鹿 純米大吟醸<金>」を提供する。
午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。午後3時55分に那覇を出発する羽田行きJL914便でも提供する。
羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県内の銘酒を提供。二階堂酒造(日出町)の「吉四六」や八鹿酒造の「八鹿 吟醸<桃>」など日本酒と焼酎計28銘柄を提供する。このほか、茶菓も用意する。
大分発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルが当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイルをプレゼントする。実施期間は2016年1月31日まで。
JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。大分市佐賀関のブランド魚「関あじ」と「関さば」のセットや、臼杵(うすき)市のふぐ料理セット、県産の乾燥シイタケ「花どんこ」を、それぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は2016年1月31日まで。
ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。10月は第52弾として、高知県を取り上げた。
関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)
・青森米の新種「青天の霹靂」ラウンジに JAL、新ジャパンプロジェクト(15年10月1日)
・JAL、10月は高知特集 地域活性「ジャパンプロジェクト」(15年9月29日)