ピーチ、16年5月入社の客室乗務員　海外で説明会初開催

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は11月2日、既卒者を対象とした客室乗務員（CA）の採用を開始した。9月に開始した新人事制度以降初の採用で、韓国と台湾でも会社説明会を実施する。同社の特設サイトで12月6日までにエントリーし、書類を送付する。12月11日必着。同社が海外で会社説明会を開くのは初めて。

南海の特急ラピート「ハッピーライナー」で行われたじゃんけん大会で乗客とじゃんけんするピーチの客室乗務員＝15年8月23日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　入社は2016年5月以降に会社が指定する時期で、関西空港で勤務する。専門学校や短大、4年制大学を2015年3月までに卒業し就労経験のある人、または高校卒業後に3年程度の就労経験がある人が対象で、読み書き会話がビジネスレベルの日本語力と、TOEIC600点以上の英語力が必要。雇用形態は契約社員で、採用数は75人程度を見込む。

　今回の採用は、9月に新人事制度を開始して以来、初めての採用となる。これまでは最大5年の有期限雇用だったが、3年の契約社員期間を経て無期限雇用に切り替えるもので、本人と会社の希望が一致した場合に60歳まで雇用する。

　また、11月には韓国と台湾でも会社説明会を実施する。国ごとに採用人数の上限は設けない。現在、同社には約300人のCAが在籍している。このうち外国籍のCAは10人未満で、ほとんどがアジア出身だという。

就航3周年でひなあられとステッカーを配ったピーチの客室乗務員＝15年3月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　複数回の面接、英語テスト、適性テスト、健康診断などで選考する。一次選考は2016年1月8日から12日に、二次選考は1月下旬に大阪で実施する。一次選考の開催場所は後日発表する。英語テストは、2014年1月以降に受験した600点以上のTOEIC公開テストの公式認定証原本を提出した人に限り免除する。

　このほか、航空機整備士などの整備部門、機長や副操縦士などの乗員部門、運航部門スタッフなども募集している。

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Peach採用サイト（Peach Aviation）

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