日本航空(JAL/JL、9201)は、インドのビスタラ(VSS/UK)と業務提携に向けて検討を開始すると10月20日に発表した。開始時期や内容は未定。
ビスタラは印タタ・サンズとシンガポール航空(SIA/SQ)の合弁会社で今年1月9日に商業運航を開始。現在はインド国内線のみの運航で、デリーを拠点にムンバイやアーメダバード、ハイデラバードなど11都市に乗り入れている。現地時間10月19日には、日本地区の総代理店にエア・システムを指名したと発表した。
JALは成田-デリー線を1日1往復運航している。デリーのインディラ・ガンジー国際空港では、ビスタラと同ターミナル「T3」を使用している。
ビスタラによると、業務提携により両社の航空券を1枚で発行できるようになるという。将来的には、チェックインの統一やラウンジの利用、コードシェアなどを実施できるようになるとしている。
・JALとビスタラ、コードシェア開始 28日からインド国内線(19年2月22日)
・JAL、印ビスタラと提携 コードシェアなど18年度から(17年9月7日)
・シンガポール航空、印ビスタラとマイレージ提携 3月から(15年2月4日)