ジェットスター・ジャパン、コンビニ販売強化　ローソンで国際線も

　ジェットスター・ジャパン（JJP/GK）は10月20日から、ローソン（2651）の多機能端末「ロッピー」とミニストップ（9946）の「ミニストップ・ロッピー」で、国際線の航空券販売を始める。コンビニ販売を強化することで、ウェブサイトでの購入が苦手な利用者にも、今後路線を増やす国際線を訴求していく。

ローソンとミニストップで国際線航空券の販売を始めるジェットスター・ジャパン＝13年7月4日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ジェットスター・ジャパンとローソンは、2013年7月からロッピーを使った国内線航空券の販売を開始。ミニストップとは2014年1月に提携した。両社を合わせると、全国1万2000店舗以上のコンビニで航空券が購入できる。レジでの現金払いとなるため、クレジットカードを持っていない人や、ウェブサイトでの予約が苦手な人にも購入しやすくする。

　同社初の国際線は今年2月就航の関西－香港線で、6月には成田－香港線を開設。11月からは国際線2都市目となる台北への路線を、成田と関西、中部（セントレア）から順次新設する。11月27日に成田－台北線を開設し、12月11日から関西－台北線、翌12日からは中部－台北線を就航させる。

　ロッピーでは、航空券の予約と決済ができる。便の変更や取り消しなどは、ジェットスターのコールセンターで応じる。購入時は連絡先の電話番号とメールアドレスの入力が必要で、1人1区間につき国内線650円、国際線850円の手数料がかかる。予約は出発時刻の6時間前まで受け付ける。

　また、ロッピーではこれまで、航空券購入時のオプション「ちゃっかりPlus／しっかりMax」のフライト特典は、ジェットスターのバウチャー（クーポン）のみだったが、日本航空（JAL/JL、9201）のマイレージ付与にも対応する。

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ジェットスター・ジャパン

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