エアバス, エアライン, 機体 — 2015年10月19日 15:30 JST

ルフトハンザ、サンノゼ16年4月就航へ　欧州初のシリコンバレー直行便

By Yusuke KOHASE

　ルフトハンザドイツ航空（DLH/LH）は2016年4月29日から、フランクフルト－サンノゼ線の運航を開始する。欧州からシリコンバレーへの直行便は初めて。

フランクフルト－サンノゼ線を開設するルフトハンザ＝14年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　運航機材はエアバスA340-300型機で、ビジネスとプレミアムエコノミー、エコノミーの3クラスを設定。月曜と水曜、金曜、土曜、日曜の週5往復を運航する。

　LH488便はフランクフルトを午前10時40分に出発し、サンノゼ着は午後1時40分。折り返しのLH489便はサンノゼを午後3時20分に出発し、フランクフルトには翌日午前11時35分に到着する。

　現在、サンノゼからはおもに米国内線を運航している。国際線は全日本空輸（ANA/NH）が成田便、海南航空（CHH/HU）が北京便、メキシコのLCCボラリス（VOI/Y4）がグアダラハラ便を設定している。

　欧州からはルフトハンザのフランクフルト便のほか、ブリティッシュ・エアウェイズ（BAW/BA）がロンドン（ヒースロー）便を2016年5月に開設する予定。

フランクフルト－サンノゼ線の路線図（Aviation Wire作成）

　サンフランシスコの南東約70キロのサンノゼは、半導体メーカーやIT企業などが拠点とする「シリコンバレー」と呼ばれる地域の中心都市。地域内にはアドビシステムズやアップル、グーグル、インテル、eBay（イーベイ）などがある。

運航スケジュール
LH488 フランクフルト（10:40）→サンノゼ（13:40）運航日：月水金土日
LH489 サンノゼ（15:20）→フランクフルト（翌日11:35）運航日：月水金土日