スカイネットアジア航空(ソラシド エア、SNJ/6J)初の国際チャーター便となる台湾・高雄行き6J9167便が10月17日午前、宮崎空港を出発した。
機材はボーイング737-800型機(174席、登録番号JA801X)で、17日と20日に1往復ずつ運航。スケジュールは運航日により異なり、17日は宮崎を定刻より2分早い午前8時48分に出発した。
チャーター便は3泊4日のツアーに組み込み、宮崎交通が販売した。17日の宮崎発便には、商工会議所のメンバーを中心に158人が搭乗した。乗員はパイロット2人と客室乗務員5人で、機内では初めて機内食とアルコール類のサービスを提供。国産ビールとニュージーランド産ワインを用意した。
ソラシドの高橋洋社長は、「これを成功させて経験を土台にチャーター便を増やし、自分たちに何ができ、お客様が何を求めているかを把握したい」と語った。今後については、「近距離アジアでの可能性を探り、海外の人たちにもソラシドを知っていただき、海外から人気の高い九州に来てくれる人を増やしたい」と抱負を述べた。
ソラシドは12月に社名をブランド名と同じ「ソラシドエア」に変更する。このため、スカイネットアジア航空としての国際線運航は、今回が最初で最後となる。
運航スケジュール
10月17日
6J9167 宮崎(08:50)→高雄(10:20)
6J9168 高雄(11:30)→宮崎(14:40)
10月20日
6J9167 宮崎(11:55)→高雄(13:25)
6J9168 高雄(14:35)→宮崎(17:45)
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