ブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)はこのほど、ボーイング747-400型機の改修初号機をロンドン(ヒースロー)-ニューヨーク(JFK)線に導入した。2016年夏までに、他路線への投入も予定している。
ビジネスクラス16席の追加やIFE(機内エンターテインメント)にパナソニック アビオニクスの「eX3」を導入するなど、18機を対象に改修。プレミアムエコノミーの各座席にはAC電源を導入し、英国と米国、欧州のプラグ形状に対応した。エコノミーの各座席にはUSB電源を設置した。
今後、ニューヨーク線のほか、シカゴ、ラゴス(ナイジェリア)、ドバイ、ボストン、リヤド(サウジアラビア)、クウェートの各線に投入する。
ブリティッシュ・エアウェイズは現在、747-400を42機保有している。座席数は345席(ファースト14席、ビジネス52席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー243席)と299席(ファースト14席、ビジネス70席、プレミアムエコノミー30席、エコノミー185席)、275席(ファースト14席、ビジネス86席、プレミアムエコノミー30席、エコノミー145席)の3種類を導入している。
同社は1986年8月、747-400を16機発注し、1989年6月に初号機を受領。これまでに57機を発注し、受領した。最後の発注は1996年9月の13機で、最後に受領したのは1999年4月。
関連リンク
ブリティッシュ・エアウェイズ
・ブリティッシュ・エア、747を18機改修 パナソニックIFEなど(15年7月22日)
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・ボーイング、747の納入1500機到達 ルフトハンザ航空の747-8I(14年6月29日)