エミレーツ航空(UAE/EK)はこのほど、ワイドボディー機を4機同時受領した。エアバスA380型機1機とボーイング777-300ERが2機、777F型貨物機が1機で、A380は累計66機、777は150機となった。(777受領の記事はこちら)
今回受領した4機のカタログ価格は計15億ドル(約1811億8500万円)。A380はデュッセルドルフ便に、777-300ERはクウェートとムンバイ便に、それぞれ投入する。777Fはシアトルから香港に向かい、香港で貨物を積載する予定。
エミレーツ航空はA380を140機発注。現在までに66機を受領し、すべて運航している。受注残は74機。777は累計で150機を受領し、現在は147機を保有している。
今年に入りA380を9機、777-300ERを4機、777Fを1機受領。A340-500を4機、A330-200を3機、777-200を1機退役させた。現在の受注残はA380が74機、777-300ERが46機。2014年7月には777の後継機「777X」を150機発注し、初号機の引き渡しは2020年を予定している。
関連リンク
エミレーツ航空
・エミレーツ航空、150機目の777受領(15年9月3日)
・エミレーツ航空、バマコ乗り入れへ 早期需要取り込み狙う(15年8月19日)
・エミレーツ航空、ロンドン全便A380に 16年1月から(15年8月18日)