エアライン — 2015年9月7日 10:37 JST

ソラシド、長崎で1日カフェ 家族連れ賑わう

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 スカイネットアジア航空(ソラシド エア、SNJ/6J)は9月6日、羽田-長崎線が8月1日で就航10周年を迎えたことを記念し、長崎市内で「1日だけのソラシドカフェ」を開いた。事前に同社ウェブサイトから応募した、約100人が来店。家族連れなどで賑わった。

市内の「長崎の路地裏カフェ」で開かれたソラシドカフェ=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ソラシドがカフェ形態のイベントを開くのは、今回が初めて。市内のカフェ「長崎の路地裏カフェ」(長崎市古川町5-15)の協力を得て開催した。店内の各席には、機内で用意しているコーポレートカラーのピスタチオ・グリーンが鮮やかなブランケットや、クッションが置かれた。

市内の「長崎の路地裏カフェ」で開かれたソラシドカフェ=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ブランケットは、国内の大手航空会社がビジネスクラスで使用しているものと同じ素材で、クッションは整備士の発案でシートと同じ生地を使用するなど、同社こだわりのものだ。各テーブルには、宮崎県の「飫肥(おび)杉」で作られたモデルプレーンが飾られた。

 カフェの参加者は8月下旬、ソラシドのウェブサイトで募集。長崎県内を中心に応募があり、倍率は3.6倍だった。店内は飛行機好きの父親と連れられてきた娘、小さい子供連れの親子、今月長崎からソラシドに乗る若い女性などが訪れ、ソラシドのロゴが入った特製パンケーキを味わっていた。

 ソラシドは就航10周年を迎えるにあたり、4月から長崎県を訪れてイベント内容を検討。昨年11月からスタートした、女性向けサービス拡充プロジェクト「ソラ女子」とも親和性のある、1日カフェに決めたという。同社では女性向けの中でも、帰省などで利用する子連れの母親へのサービス充実を進めており、子供連れ優先席や女性優先化粧室などのサービスを提供している。

 また、10月3日には、長崎空港の開港40周年を記念して開催される「2015 空の日フェスタ in NAGASAKI」で、30分程度の遊覧飛行を午前と午後各1回、空港周辺で行う。

 カフェを開いた路地裏カフェは、昨年からソラシドに長崎を巡る旅行プランの特典として、同店のポップコーンを提供。8月の就航10周年イベントでも、長崎ちゃんぽん味のポップコーンを、乗客への記念品として用意した。同店では雲仙の塩をはじめ、地元ゆかりのものを活かしたポップコーンなど、新しい長崎みやげを提案している。

 ソラシドの羽田-長崎線は、2005年8月1日就航。現在は1日4往復をボーイング737-800型機(1クラス174席)で運航している。

ソラシドのロゴが入った特製パンケーキを運ぶ客室乗務員=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ソラシドの機内で用意しているブランケットとクッション=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

飫肥(おび)杉で作られたソラシドのモデルプレーンが置かれた店内=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ソラシドの機内で用意しているブランケットとクッションが置かれた店内=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

ソラシドのロゴが入った特製パンケーキ=9月6日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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ソラシド エア
長崎の路地裏 cafe

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