日本航空(JAL/JL、9201)は、地域活性化プロジェクト「ジャパンプロジェクト」第51弾として、9月1日から秋田県を取り上げる。機内やラウンジなどで県をイメージした料理や特産品を扱う。30日まで。秋田県は2011年10月の第6弾以来の特集で、今回で2回目。
国内線ファーストクラスの機内食は、秋田市の老舗料亭「濱乃家」の料理長 工藤恵氏がプロデュース。上旬は比内地鶏の鍬(くわ)焼や長いもの塩焼、中旬はマイタケと秋田由利牛の煮物とブリの照り焼き、下旬は十和田湖高原ポークの「桃豚」の西京焼きなどを提供する。ご飯は県産の「天恵米(てんけいまい)あきたこまち」を用意する。国内線ファーストクラスで提供中の「こだわりの日本酒」は、秋田醸造の「純米吟醸 ゆきの美人」を用意する。
午後5時以降の出発便を対象に、上旬、中旬、下旬で異なるメニューを用意する。午後3時45分那覇発羽田行きJL914便でも提供する。
羽田空港の国内線ダイヤモンド・プレミアラウンジでは、県内の銘酒や銘菓を提供。秋田酒類製造の「デザート純吟」や天寿酒造の「純米大吟醸 鳥海山」など、新作から定番までを用意する。酒類のほか、秋田市の菓子店、お菓子のにこりの「なまはげのおくりもの」や仙北市角館の菓子店、唐土庵(もろこしあん)いさみやの「もろこしクッキー 桜ほろほろ」などの銘菓も提供する。
秋田発着のJALグループ便を対象運賃で利用した乗客を対象に、抽選でボーナスマイルや温泉旅館の宿泊券が当たるキャンペーンを実施。期間中に専用サイトから申し込むと、100人に1000マイルを、1組2人に仙北市田沢湖の温泉旅館「夏瀬温泉 都わすれ」の宿泊券をプレゼントする。実施期間は11月30日まで。
JALマイレージバンク(JMB)のマイルと商品を交換できる、JALと三越が共同で運営する「とっておきの逸品」では、県の特産品や名物を用意した。県産あきたこまちや稲庭手延うどん、比内地鶏のきりたんぽ鍋セットやすき焼きセット、スモークハムと生ハムを、それぞれ1万マイルで交換する。申し込み期間は11月30日まで。
ジャパンプロジェクトは2011年5月にスタートした地域活性化プロジェクト。機内誌や機内ビデオ、機内食などを通じて「日本のすばらしさ」を発信している。8月には第50弾として、知床を中心とした北海道を特集。2014年1月から2月の第33弾と、2014年11月と12月の第42弾では東北6県を取り上げた。
関連リンク
JAPAN PROJECT(日本航空)
・JAL、8月は知床特集 「ジャパンプロジェクト」(15年8月3日)