エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間10月25日に始まる冬ダイヤから、ドバイ-バマコ(マリ)線をダカール(セネガル)経由の三角運航で開設する。ドバイ発はバマコ直行便で、バマコ発はダカールを経由してドバイに到着する。バマコは同社のアフリカ乗り入れ28都市目となる。
運航機材はエアバスA340-300型機でファースト12席、ビジネス42席、エコノミー213席の計267席。日曜と火曜、水曜、金曜の週4往復を運航する。
EK797便はドバイを午前7時20分に出発し、バマコには午後1時10分に到着する。バマコを午後2時40分に出発し、ダカールには午後4時30分に到着。ダカールを午後6時に出発し、ドバイには翌日午前7時30分に到着する。
同路線では旅客のほか、貨物輸送も開始する。1回につき最大13トンまで積載可能で、マリからはシードオイルや革製品、果物、半導体などを輸出し、マリ国内には織物や機械部品、医薬品、電気機器などを輸入する。
エミレーツ航空は現在、ドバイ-ダカール線を週4往復で運航している。同社では発展中のマリに就航することで、需要の取り込みと喚起を促したい考え。
バマコは市の中心を流れるニジェール川が南北を分ける平原都市。2002年に国内で開催されたサッカー大会、アフリカネーションズカップを機にホテルや交通手段、インターネット環境などのインフラが整備され、観光客やビジネス客を受け入れる体制が整いつつある。
運航スケジュール
EK797 ドバイ(07:20)→バマコ(13:10/14:40)→ダカール(16:30/18:00)→ドバイ(翌日07:30)
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