エミレーツ航空、ロンドン全便A380に　16年1月から

　エミレーツ航空（UAE/EK）は2016年1月1日から、ドバイ－ロンドン線をすべてエアバスA380型機で運航する。1日3往復運航しているガトウィック便のうち、ボーイング777-300ER型機で運航している1往復をA380に変更する。変更後は1日5往復のヒースロー便と合わせ、8往復すべてをA380で運航することになる。

ロンドン路線をすべてA380で運航するエミレーツ航空＝13年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　変更するのはドバイを午前2時50分に出発し、ガトウィックに午前6時40分に到着するEK11便と、ガトウィックを午前9時40分に出発し、ドバイに午後8時35分に到着するEK12便。

　エミレーツ航空は2008年12月から、ヒースロー便にA380を投入。同社2路線目のA380運航路線で、今年12月1日から投入するコペンハーゲン便を含めると、35都市に運航する。

　同社の英国路線は、バーミンガム、マンチェスターの各便が1日3往復ずつ、グラスゴー便が1日2往復、ニューキャッスル便が1日1往復。マンチェスター便のうち2往復にA380を投入している。そのほかは777-300ERで運航している。

　7月31日現在、エミレーツ航空はA380を140機発注済み。このうち64機を受領している。

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