空港 — 2012年7月31日 21:00 JST

関空、LCC専用ターミナルを10月28日開業へ

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 新関西国際空港会社は7月31日、2期島に建設中の低コスト航空会社(LCC)専用ターミナルを10月28日に開業すると発表した。駐機場は9スポットで搭乗橋はなく、搭乗ゲートから航空機までは徒歩で移動する。(ターミナル公開時の内観はこちら

10月に開業する関西空港第2ターミナルビルの完成予想図(新関西国際空港会社提供)

 専用ターミナルの正式名称は第2ターミナルビル。従来からあるターミナルは第1ターミナルビルとして区別する。延床面積は約3万平方メートルで、一部を除き平屋建て。駐機場は9スポットのうち国際線用が2、国際国内共用が3、国内線用が4となっている。また、出発到着ロビーは自然光や照明のLED化を行い、環境にも配慮した。

 空港施設使用料は、国際線は従来のターミナルより4割安い1500円。国内線は出発時400円、到着時350円とした。支払いは乗客が航空券購入時に航空運賃とともに支払う。

 深夜早朝便にも対応する商業施設も併設し、着陸料収入だけではなくテナント収入も確保する。店舗数は飲食店やコンビニ、免税店など17店舗で、ほかにATMなども設ける。専用ターミナルはピーチ・アビエーション(APJ)が使用するが、商業施設にも物販店「ピーチ・ショップ」を出店する予定。

LCC専用ターミナルビル(第2ターミナル)の位置(新関空会社の資料から)

LCC専用ターミナルビルの内部コンセプト(新関空会社の資料から)

出発到着ロビーの完成予想図(新関空会社提供)

搭乗待合室の完成予想図(新関空会社提供)

国際線出発ロビーの完成予想図(新関空会社提供)

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関西国際空港

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