前回はピーチ・アビエーション(APJ/MM)に乗って、新千歳空港から関西空港へ定刻午後0時55分発のMM104で向かった。台風の影響による機材繰りや空港閉鎖で定刻より45分遅れの出発となり、到着は午後4時9分と定刻の午後3時5分から約1時間遅れとなった。
この結果、午後4時35分に関西空港を出発するジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の成田行きGK206便には間に合わず、普通運賃でスターフライヤー(SFJ/7G、9206)の7G26便で羽田へ向かった。2日間で国内前4社のLCCに乗る企画は頓挫し、3日間かかることになった。
2日目は春秋航空日本(SJO/IJ)で、予定ではこの便が最後に乗る便だった。1日目最後に乗れなかったジェットスターは、3日目に乗る予定に変更した。
─記事の概要─
・食べ物メニューは乾き物
・良い意味で普通
春秋航空日本は、空港内では「スプリング・ジャパン」とアナウンスを流している。しかしながら、会社名は春秋航空日本株式会社なので、弊紙をはじめ報道各社では「春秋航空日本」という表記が一般的だ。
2014年8月1日の就航から1年が過ぎた。では、初めてのゴールデンウィーク後の平日はどのような状況だったのか。
5月12日
1便目 JW903 成田(07:35)→札幌(09:15)
2便目 MM104 札幌(12:55)→関西(15:05)*台風と空港閉鎖で遅延
3便目 GK206 関西(16:35)→成田(17:55)*搭乗間に合わず
5月13日(予定)
4便目 IJ621 成田(08:50)→広島(10:30)
食べ物メニューは乾き物
春秋航空日本の搭乗便は、午前8時50分に成田空港を出発する広島行きIJ621便。成田を拠点とする春秋航空日本は3路線を運航しており、広島線は1日2往復で、佐賀線の1日1往復、高松線の週4往復と比べると、一番需要が見込まれる路線だ。機材はボーイング737-800型機で、座席数は189席とほかの3社が運航するエアバスA320型機(180席)より席数が多い。IJ621便は3機ある737のうち、初号機(登録番号JA01GR)だった。
IJ621便は、午前8時35分に成田の第3ターミナルのサテライトを出発。記者(私)は後ろから2列目の右窓側、31Fを指定して購入した。機内を見渡すと、後ろ6列のうち4列は乗客ゼロ、その他は
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