エアライン — 2015年7月10日 19:10 JST

スターフライヤー、有楽町でプラネタリウム 北九州の夜空投影

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 北九州空港を拠点とするスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は7月10日、東京・有楽町でプラネタリウムイベント「都会人にもSTARを!」を開催している。午後9時まで。6日から配信を開始したスマートフォン用無料アプリ「STARに願いを。」を記念したもので、北九州の星空を紹介している。

有楽町に設置された移動式プラネタリウムに映し出された北九州の星=7月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 ドーム状の移動式プラネタリウムを設置し、10日午後4時から午後8時まで1時間ずつ計5回上映している。1回の上映あたりの定員は約50人で、午後4時からの初回はほぼ満席となった。

 「スターフライヤーのエアバスA320型機は、国内では最大180席としているところ、150席とゆとりのある機内でおくつろぎいただけます。お飲み物では、タリーズのコーヒーもご用意しております」と、同社の客室乗務員がサービスを紹介後、タリーズのアイスコーヒーを入場者に配った。プラネタリウムでは、北九州の10日午後9時ごろの星空が約25分間投影された。

 会場には、同社のA320に使用している革張りシートも展示。足もとのゆとりや座り心地などをアピールし、首都圏での認知度向上や利用者層拡大を図る。都内でのイベントは、昨年渋谷の東急プラザで開いて以来となった。

 また、松石禎己社長や客室乗務員、北九州の本社や羽田空港から駆けつけた社員ら総勢20人ほどが、うちわの入ったパンフレットを有楽町を行き交う人たちに配った。

 6日に配信を始めたアプリは、全国で星空を楽しんでもらいたいとのコンセプトで開発。空に向けてスマートフォンをかざすと、現在地で見られる星空がスマートフォン上に展開される。対応OSはiPhoneがiOS 7以上、アンドロイド端末がAndroid 4.1.2以上。

 同社は、2016年3月で就航10周年を迎える。今年4月に北九州空港で社員が靴磨きサービス、5月には母の日イベントを実施するなど、乗客への謝恩イベントを開いている。

有楽町を行き交う人にパンフレットを配るスターフライヤーの松石社長(中央)と客室乗務員=7月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

プラネタリウムのプログラムとスターフライヤーのサービスを説明する客室乗務員=7月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

会場に設置されたシートを説明するスターフライヤーの客室乗務員=7月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

スターフライヤーのシートを紹介する客室乗務員=7月10日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

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STARに願いを。
スターフライヤー

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