北九州空港を拠点とするスターフライヤー(SFJ/7G、9206)は7月10日、東京・有楽町でプラネタリウムイベント「都会人にもSTARを!」を開催している。午後9時まで。6日から配信を開始したスマートフォン用無料アプリ「STARに願いを。」を記念したもので、北九州の星空を紹介している。
ドーム状の移動式プラネタリウムを設置し、10日午後4時から午後8時まで1時間ずつ計5回上映している。1回の上映あたりの定員は約50人で、午後4時からの初回はほぼ満席となった。
「スターフライヤーのエアバスA320型機は、国内では最大180席としているところ、150席とゆとりのある機内でおくつろぎいただけます。お飲み物では、タリーズのコーヒーもご用意しております」と、同社の客室乗務員がサービスを紹介後、タリーズのアイスコーヒーを入場者に配った。プラネタリウムでは、北九州の10日午後9時ごろの星空が約25分間投影された。
会場には、同社のA320に使用している革張りシートも展示。足もとのゆとりや座り心地などをアピールし、首都圏での認知度向上や利用者層拡大を図る。都内でのイベントは、昨年渋谷の東急プラザで開いて以来となった。
また、松石禎己社長や客室乗務員、北九州の本社や羽田空港から駆けつけた社員ら総勢20人ほどが、うちわの入ったパンフレットを有楽町を行き交う人たちに配った。
6日に配信を始めたアプリは、全国で星空を楽しんでもらいたいとのコンセプトで開発。空に向けてスマートフォンをかざすと、現在地で見られる星空がスマートフォン上に展開される。対応OSはiPhoneがiOS 7以上、アンドロイド端末がAndroid 4.1.2以上。
同社は、2016年3月で就航10周年を迎える。今年4月に北九州空港で社員が靴磨きサービス、5月には母の日イベントを実施するなど、乗客への謝恩イベントを開いている。
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