エアバス, エアライン, 機体 — 2015年6月20日 06:00 JST

ウィズエアー、A321neoを110機導入へ

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 エアバスは現地時間6月18日、中欧のLCC、ウィズエアー(WZZ)グループとA321neoを110機発注する覚書(MoU)を、開催中のパリ航空ショーで締結した。

ウィズエアーのA321neo(エアバス提供)

 同社のA321neoには、ゆったりとした座席配置が可能になったオプション「キャビン・フレックス」も設定する。扉を左右に1つずつ追加し、前方の非常口部分に座席を配置するもので、より多くの座席を設定できるようにした。座席数は239席。

 同社はブダペスト(ハンガリー)やヴロツワフ、ワルシャワ(ともにポーランド)、クルジュ=ナポカ(ルーマニア)などを22拠点から、欧州各地に380路線を運航している。グループ内の航空会社はウィズエアー・ハンガリー(W6)とウィズエアー・ウクライナ(WU)。

 2015年5月現在、A320従来型(A320ceo)を85機発注し、60機を運航している。A321ceoは27機発注している。

関連リンク
Wizz Air
Airbus
エアバス・ジャパン

ウィズエアー、A321neoを110機確定発注(15年9月16日)
エアバス、パリ航空ショーで421機受注 ピーチから3機(15年6月19日)