ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)はこのほど、フランクフルト-中部(セントレア)線にプレミアムエコノミーの導入を開始した。5月28日から投入し、日本路線ではフランクフルト-羽田線、ミュンヘン-羽田線に続き3路線目となる。
中部路線の機材は、プレミアムエコノミー28席を設定したA340-300型機(ビジネス30席、エコノミー221席、計279席)。LH736便はフランクフルトを午後1時50分に出発し、中部には翌日午前8時15分に到着する。LH737便は中部を午前9時40分に出発、フランクフルト着は午後3時。
プレミアムエコノミーのシートピッチは38インチ(97センチメートル)で、広いアームレストやセンターコンソールを設けたことで空間幅は約10センチメートル広がり、プライバシーが守られるようになった。エコノミークラスと比べて、1.5倍広い空間を利用できるとしている。個人モニターはタッチパネル式で、大きさは機材により異なり、11インチから12インチ(28-30センチメートル)とエコノミークラスより2インチ以上大きくなる。
同社のプレミアムエコノミーは、2014年11月からフランクフルト-羽田線にボーイング747-8型機(ファースト8席、ビジネス80席、プレミアムエコノミー32席、エコノミー244席、計364席)で、2015年1月からミュンヘン-羽田線にA340-600(ファースト8席、ビジネス56席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー189席、計281席)で導入している。
運航スケジュール
LH736 フランクフルト(13:50)→中部(翌日08:15)運航日:毎日
LH737 中部(09:40)→フランクフルト(15:00)運航日:毎日
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