日本航空(JAL/JL、9201)は6月3日から、北海道キャンペーンの多言語展開を開始した。2014年度に続き実施するもので、訪日客の来道拡大を狙う。2016年3月31日まで。
道内の60の店舗・施設で、食事や買い物、観光などの特典を提供。海外地区の利用者はパソコンやスマートフォンなどで特典ページ検索し、搭乗券とともに対象店舗に提示して利用する。英語と中国語(繁体字、簡体字)、韓国語に対応する。
日本地区向けには、北海道行きの国内線機内でオリジナル特典付きのガイドブック「ハピリカ」を配布し、掲載する店舗を対象に実施する。
同社は訪日客向け情報案内サイト「Guide to Japan」などで、さらなる需要拡大を目指している。「ハピリカ」とは、「ハッピー」とアイヌ語で美しい、という意味の「ピリカ」を合わせた造語。
北海道経済部観光局によると、訪日客の来道者数は、2013年度は前年度比45.9%増の115万3100人。国・地域別では台湾が最も多く、41万5600人(48.0%増)が来道。以下、中国の15万8300人(54.9%増)、韓国の14万1600人(14.6%増)となっている。
関連リンク
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Hokkaido Promotion!(パソコン用ページ、アメリカ地区)
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