ボーイング, 機体 — 2015年6月3日 10:44 JST

ボーイング、737 MAXの主翼組立開始 年内に最終組立へ

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 ボーイングは現地時間6月2日、737型機の最新型737 MAXの組立作業に着手したと発表した。最初に組み立てを開始したのは主翼で、飛行試験機の初号機に取り付けられる。今年後半には、最終組立が始まる見通し。

主翼の組立作業が始まった737 MAX(ボーイング提供)

 主翼の組み立ては、米ワシントン州のレントン工場でスタート。胴体に主翼などを結合する最終組立は、同工場で今年後半から開始する。現在の737の生産レートは月産42機で、2018年から同52機に増産する。

 737 MAXは現行の737NG(次世代型737)と比べ、新型エンジンの採用などで燃費を14%以上改善する。CFMインターナショナルが開発した737 MAX用新型エンジン「LEAP-1B」は、5月から飛行試験を始めている。

 737 MAXシリーズは、737 MAX 8(1クラス189席)と同機をLCC向けにした737 MAX 200(200席)のほか、最大149席(1クラス)の737 MAX 7、同215席の737 MAX 9の計4機種で構成する。737 MAX 8のローンチカスタマーであるサウスウエスト航空(SWA/WN)への初号機引き渡しは、2017年7-9月期(第3四半期)を計画している。

主翼の組立作業が始まった737 MAX(ボーイング提供)

737 MAXのイメージイラスト(ボーイング提供)

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Boeing
ボーイング・ジャパン

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