エアライン, 空港, 解説・コラム — 2015年6月2日 22:28 JST

ANA、成田ーパリ運休へ 羽田は787-9投入

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 全日本空輸(ANA/NH)は、成田ーパリ線を10月25日に始まる冬ダイヤから運休する。一方で羽田ーパリ線は機材を大型化し、欧州主要都市に向かう路線は羽田空港へ集約を進める。

—記事の概要—
787-9で27%大型化
羽田と成田の住み分け鮮明に

787-9で27%大型化

成田ーパリ線運休と同時に羽田便へ投入されるANAの787-9=15年5月 PHOTO: Youichi KOKUBO/Aviation Wire

 東京からパリへ向かうANAの路線は、成田と羽田から毎日1便ずつ運航。機材は成田と羽田ともにボーイング787-8型機(一部777-300ER)を使用し、座席数は169席(ビジネス46席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー102席)となっている。

 羽田ーパリ線は羽田の国際線発着枠が増えた2014年3月30日から、羽田発着の新7路線の一つとして就航。ANAによると、羽田便が成田より好調なほか、東京ーパリ線の競争が激化しつつあるという。こうした背景を受け、羽田便に集約したとみられる。

 競合のエールフランス航空(AFR/AF)は、7月から羽田-パリ線に新ファーストクラス「ラ・プルミエール」を備えた、ボーイング777-300ER型機を本格導入。ファーストは4席に抑え、完全な個室空間として利用できるようにしている。

 日本航空(JAL/JL、9201)も、羽田ーパリ線はファーストクラスを持つ777-300ERで運航中。2013年1月に就航した新仕様機「スカイスイート777」で、座席数はファースト8席、ビジネス49席、プレミアムエコノミー40席、エコノミー135または147席の計232または244席。

 これに対しANAは、10月25日から羽田便の機材を787-9に大型化。座席数は


これより先は会員の方のみご覧いただけます。

無料会員は、有料記事を月あたり3記事まで無料でご覧いただけます。
有料会員は、すべての有料記事をご覧いただけます。

会員の方はログインしてご覧ください。
ご登録のない方は、無料会員登録すると続きをお読みいただけます。

無料会員として登録後、有料会員登録も希望する方は、会員用ページよりログイン後、有料会員登録をお願い致します。

会員としてログイン
 ログイン状態を保存する  

* 会員には、無料個人会員および有料個人会員、有料法人会員の3種類ございます。
 これらの会員になるには、最初に無料会員としての登録が必要です。
 購読料はこちらをご覧ください。

* 有料会員と無料会員、非会員の違いは下記の通りです。
・有料会員:会員限定記事を含む全記事を閲覧可能
・無料会員:会員限定記事は月3本まで閲覧可能
・非会員:会員限定記事以外を閲覧可能

* 法人会員登録は、こちらからお問い合わせください。
* 法人の会員登録は有料のみです。

無料会員登録
* 利用規約 に同意する。
*必須項目新聞社や通信社のニュースサイトに掲載された航空業界に関する記事をピックアップした無料メールニュース。土日祝日を除き毎日配信しています。サンプルはこちら
登録内容が反映されるまでにお時間をいただくことがございます。あらかじめご了承ください。
  • 共有する:
  • Facebook
  • Twitter
  • Print This Post