ピーチ、ふるさと納税対象拡大　長崎・東彼杵町ほか

　ピーチ・アビエーション（APJ/MM）は5月29日、「ふるさと納税」の対象自治体を拡大すると発表した。2014年7月から実施している大阪・泉佐野市に加え、5月29日からは長崎・東彼杵（ひがしそのぎ）町とも連携。今後も拡大を予定している。

ふるさと納税の対象自治体を拡大するピーチ＝15年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　対象自治体へにふるさと納税で寄付すると、謝礼品として航空券の購入などに使用できる「ピーチポイントギフト」をプレゼントする。納税額1万円以上で5000円分のポイント、2万円以上で1万円分、3万円以上で1万5000円分、5万円以上で2万5000円分、10万円以上で5万円分のポイントを付与する。それぞれ、オリジナルのデジタルカレンダーもプレゼントする。

　8月には宮崎・小林市と沖縄・糸満市、9月には鹿児島・南さつま市とも連携する。謝礼品はポイントのほか、小林市と南さつま市では特産品、糸満市ではマリンレジャー券をプレゼントする予定。

　同社は関空発の長崎便を1日1往復、鹿児島便を1日最大4往復、那覇便を1日最大4往復、福岡発の那覇便を1日1往復運航している。8月28日には、関西−宮崎線を1日1往復で開設する。

　ふるさと納税とは、地方公共団体への寄付金制度で、個人が2000円以上を寄付して申請書を提出すると、住民税の約2割が控除される。2015年4月の税制改正で、控除額を拡大した。納付先は自分自身や家族の故郷に限らず、すべての自治体が対象となる。

関連リンク
ふるさと納税でもらう（ピーチ・アビエーション）
ふるさと納税ポータルサイト

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