全日本空輸(ANA)は7月13日、英国スカイトラックス社の「ワールド・エアライン・アワード2012」で太平洋路線を就航する航空会社の中で最も優秀と評価され、「ベスト・トランスパシフィック・エアライン」賞を受賞したと発表した。
ANAの「ワールド・エアライン・アワード」受賞は、昨年初めて受賞した「ワールド・ベスト・エアポート・サービス」と「スタッフ・サービス・エクセレンス・アジア」に続き、2年連続2度目。「ベスト・トランスパシフィック・エアライン」賞の2位はキャセイパシフィック航空(CPA)、3位がアシアナ航空(AAR)、4位が大韓航空(KAL)、5位がニュージーランド航空(ANZ)だった。
また「ワールド・エアライン・アワード」のうち、1年間でもっとも優秀だった航空会社を表彰する「エアライン・オブ・ザ・イヤー」では、ANAは5位にランクイン。1位がカタール航空(QTR)、2位がAAR、3位がシンガポール航空(SIA)、4位がCPAで、日本航空(JAL)は35位だった。
同賞は英国に拠点を置く航空産業コンサルティング・格付け会社であるスカイトラックス社が、独自の査定と顧客からの満足度調査に基づき、優秀な航空会社を選出するもの。評価と表彰を1年に1回行っている。今回は160カ国以上から利用者が参加し、200社以上の航空会社を「チェックイン」「座席の快適さ」「客室の清潔さ」「機内サービス」「乗務員の接客」など多岐に渡る基準で評価した。