空港, 解説・コラム — 2015年5月15日 07:38 JST

関空・伊丹の運営権、安藤社長「高すぎない」 EBITDA倍率は11.5倍

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 関西空港と伊丹空港の運営権を、民間企業にコンセッション方式で売却する新関西空港会社の安藤圭一社長は5月14日、総額2兆2000億円となる運営権の対価について、投資家の理解を得られるとの考えを示した。

関空と伊丹の運営権売却を進める新関西空港会社=14年9月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 運営権売却は22日に1次入札を行い、2016年1月から新会社による運営を開始する見通し。すでにオリックス(8591)と仏空港運営会社ヴァンシ・エアポートの企業連合が名乗りを挙げているが、2兆円を超える運営権対価や45年間という運営期間の長さなどから、他社が入札に参加しない可能性が懸念されている。

 安藤社長は運営権対価について、「高すぎるという話はないと認識している」と述べ、


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