デルタ航空(DAL/DL)は、中部(セントレア)発デトロイト行きの機内食で、松阪牛(まつさかうし)を使用した前菜を提供している。ビジネスクラスを対象にしたもので、4月1日から1年間提供する。同社が日本の地方特産品を使用して、路線限定の機内食を提供するのは初めて。
DL630便の最初の食事で、「松阪牛のたたき」を提供する。季節ごとに異なるソースを添えて、通年で提供する。このほか5月までの春メニューでは、愛知北東部、奥三河高原のブランド鶏「奥三河どり」を使用したワサビ味噌焼きをメイン料理として用意する。奥三河どりは11月から2016年1月までの冬メニューで、煮物として再登場する予定。
ビジネスクラスで用意する和食コースと洋食コースのうち、和食を選択した場合のみの提供となる。
松阪牛は三重・松阪市を中心とした地域で飼育される牛で、きめの細かいサシ(霜降り)と柔らかい肉質が特徴。奥三河どりは大自然で育てた鶏で、一般的なブロイラーよりも高タンパクで低脂肪、低コレステロールで人気がある。
DALは中部-デトロイト線を週5往復で運航している。
運航スケジュール
DL630 中部(16:45)→デトロイト(16:05)運航日:月水金土日
DL629 デトロイト(12:30)→中部(翌日15:15)運航日:火木金土日
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