カンタス航空(QFA/QF)日本支社と豪ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州政府観光局は4月1日から、京浜急行電鉄(9006)でラッピング電車を運行している。QFAの羽田-シドニー線の就航を記念したもので、運行は6月30日まで。
QFAは同社の尾翼とロゴ、NSW州政府観光局はシドニー・オペラハウスとロゴ、シドニー市内で開催される祭典「Vivid Sydney(ビビッド・シドニー)」を掲出する。電車は「京急ブルースカイトレイン」600形を使用し、1編成8両にラッピングを施す。
運行するのは泉岳寺駅-三崎口駅間や、泉岳寺駅-羽田空港国内線ターミナル駅間の特快など。都営浅草線などを経由して成田空港までも運行する。
QFAは羽田-シドニー線の運航を、8月1日に開始する。1日1往復の運航で、QF26便は羽田を午後10時に出発し、シドニーには翌日午前8時30分に到着する。QF25便はシドニーを午後8時40分に出発、羽田着は翌日午前5時30分。運航機材はボーイング747-400型機(ビジネス58席、プレミアムエコノミー36席、エコノミー270席、計364席)を使用する。同日からは、成田-ブリスベン線の運航も開始する。
Vivid Sydneyは毎年5月から6月にかけて開催される、光と音楽とアイデアの祭典。7回目となる2015年は5月22日から6月8日まで。シドニーはNSWの州都。
関連リンク
カンタス航空
ニュー・サウス・ウェールズ州政府観光局
京急電鉄
Vivid Sydney
・カンタス航空、新機内食はボリューム1.5倍(15年3月11日)
・カンタスの747、ラストフライト動画公開 飛行時間15分弱(15年3月9日)
・カンタスの747、「世界最短」のラストフライトへ(15年3月4日)
・カンタス航空、羽田-シドニー線を8月開設 747-400で(14年12月10日)