ボーイング, 官公庁, 機体 — 2015年3月19日 12:34 JST

747-8、最大330分のETOPS取得 4発機初

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 ボーイングは現地時間3月18日、FAA(米国連邦航空局)が747-8型機にエンジンが1基停止しても洋上飛行が可能な「ETOPS(イートップス)」のうち、ETOPS 330を承認したと発表した。4発機がETOPSを取得するのは初めて。

ETOPS 330を取得した747-8=14年10月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 今年2月以降に製造した同型機に導入する。洋上でエンジンが停止しても330分飛行できる。

 ETOPSは、1980年代から双発機向けに承認。近年は2基以上のエンジンを搭載する機体にも導入されている。

 747-8は旅客型の747-8「インターコンチネンタル」と貨物型の747-8Fで構成。2015年2月末現在、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH/LH)や大韓航空(KAL/KE)などから計122機を受注しており、DLHや中国国際航空(エアチャイナ、CCA/CA)などへ計85機を引き渡している。

 ボーイングは2014年5月に、787でETOPS 330を取得している。

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