ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は3月16日、累計搭乗者数が14日に800万人を突破したと発表した。就航から985日、約2年9カ月での達成で、日本のLCC(低コスト航空会社)としては最速のペースとなる。
同社は2012年7月3日、成田-札幌線と成田-福岡線の2路線でスタートした。当初の就航都市は3都市で2路線を運航。今年2月28日には、同社初の国際線となる関西-香港線を開設し、2014年冬ダイヤでは12都市19路線を運航している。今年3月29日には、中部(セントレア)-那覇線を就航する。LCCが同路線を運航するのは初めて。
保有機材は20機で、すべてエアバスA320型機。20機目は2014年12月19日、仏トゥールーズから成田空港に到着した。
機材増と2014年6月に関西空港を第2拠点(ハブ)化したことにで、冬ダイヤ期間中の1日あたりの最大運航便数は54往復108便となり、前年同期の1日最大72便と比べて大幅に増えている。
100万人達成は263日目の2013年3月22日、200万人は406日目の同年8月12日に到達。300万人は522日目の同年12月6日、400万人は630日目の2014年3月24日に達成し、500万人は同年7月6に達成。就航から734日目だった。
600万人には、就航から814日目の2014年9月24日に到達。700万人を突破したのは、905日の同年12月24日だった。
競合するピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、今年2月28日に800万人を突破。2012年3月1日の就航から3年で達成している。
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ジェットスター・ジャパン
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