日本航空(JAL/JL、9201)はひな祭りのきょう3月3日、今年で7回目となる「ひなまつりフライト」を羽田発長崎行きJL1843便で行った。機長を含む運航業務のほとんどを女性スタッフが行うもので、満席となる乗客167人(うち幼児2人)と乗員6人を乗せたボーイング737-800型機(登録番号JA325J)は午前10時10分に羽田を出発し、午後0時30分に長崎へ到着した。
搭乗口前では、客室乗務員やグランドスタッフ、整備士らがひなあられと手書きメッセージカードを乗客に配布し、搭乗後はイベントを企画したメンバーが中心となり、横断幕で見送った。
今回のフライトでは、機長と副操縦士、客室乗務員、グランドスタッフ、ラウンジ、整備士、機内食搭載、給油、オペレーションと、運航にかかわるすべての職種を女性スタッフ約20人が担当。整備記録にサインをする整備責任者以外は女性が務めた。
JALグループの運航乗務員では13人が女性。今回は藤明里機長と長森明子副操縦士が担当した。藤機長は「天気が悪いのでなるべく揺れないところを探してフライトしたい」と、ひなまつりフライトの抱負を述べた。
先任客室乗務員の三浦由貴さん