カタール航空(QTR/QR)は2月24日、日本路線を存続する姿勢を明らかにした。
同社のアクバ・アル・バクルCEO(最高経営責任者)は、日本のパートナーと協力し、事業を拡充していくとの声明を発表した。
関係者によると、同社は2014年6月に深夜便で開設した羽田-ドーハ線について、昼間時間帯への変更など乗り入れ条件の緩和を求め、日本路線の撤退も示唆していたという。
同社は羽田線を含む、日本発着3路線を1日1往復ずつ運航。最初の日本路線である関西-ドーハ線は2005年3月に就航し、成田-ドーハ線は2010年4月に開設した。
2013年10月には日本航空(JAL/JL、9201)が加盟する航空連合「ワンワールド」に加盟。JALとコードシェアを実施している。
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カタール航空
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