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2月1日午前0時、全日本空輸（ANA/NH）が10年ぶりに客室乗務員（CA）と地上旅客係員（GS）の制服をリニューアルした。CAの新制服は10代目、GSは7代目となるもので、ラウンジ係員用を含めると約1万3000人が着用する。
新制服初便となった羽田発ロサンゼルス行きNH1006便の客室乗務員＝1月31日 PHOTO: Tatsuyuki TAYAMA/Aviation Wire
デザイナーはANA初の外国人デザイナー、プラバル・グルン氏。2014年4月に発表された新制服の基本コンセプトは3つ。1つ目はANAの世界的な認知度向上のための「挑戦」をキーワードに、「強く生まれ変わる」「進化する」「きらめく」を感じられるもの、2つ目は「安心感」「信頼感」を感じられるもの、3つ目は「日本のホスピタリティ」を感じられるものとした。
各制服のコンセプトは、CA用が世界のリーディングエアラインとしての高品質さ、GS用は乗客が最初に接するスタッフとして、空の旅をイメージできること、ラウンジ係員用はリラックス感を乗客に感じてもらうこととしている。
10年ぶり、10代目となるCAの新制服は、ライトグレーのジャケットとチャコールグレーのスカート背面にブルーのラインを取り入れた。ブラウスは無地のブルーのほか、ツイード柄のブルーとピンクの3種類を用意。各自が好みで着分けられる。
新制服最初の便は、羽田を1日午前0時4分（定刻午前0時5分）に出発したロサンゼルス行きNH1006便。一方、旧制服着用最終便となったのは、1月31日午後11時55分（定刻通り）に羽田を出発したシンガポール行きNH843便で、CAが乗務前にオフィスで行うブリーフィング時は、新旧の制服を着用したCA入り交じる、独特の風景が広がっていた。新制服を着用したCAの中には、エプロンを試着する人の姿も見られた。
本写真特集では、新制服となるCA用の10代目、GS用の7代目、1月31日まで着用していたCA用9代目とGS用6代目を取り上げる。今回はCA用10代目。
＊写真は計13枚（ログインするとすべてご覧いただけます）
＊写真特集・ANA10年ぶりの刷新
最終回 4つのポケットが機能的 6代目GS制服編
第3回 ラメ糸ストライプがアクセント 9代目CA制服編
第2回 襟首まわりにブルーライン 7代目GS制服編
新制服を着用し端末で情報を確認するANAの客室乗務員＝1月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新制服でブリーフィングの準備をするNH1006便の客室乗務員＝1月31日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
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