スカイマーク(SKY/BC、9204)は1月21日、3月29日から始まる夏ダイヤで、羽田-那覇線にエアバスA330-300型機を導入すると発表した。羽田-福岡線、札幌線に続き3路線目。
同社のA330-300は、シートピッチが広い「グリーンシート」を全271席に導入。2014年6月から羽田-福岡線に就航し、現在は1日11往復の福岡線全便と、羽田-札幌線(1日8往復)の一部で運航している。
夏ダイヤでは1日6往復ある那覇線のうち、最大5往復をA330で運航する。7-8月の多客期に提供座席数を増やし、収益拡大を狙う。
一方、夏ダイヤでは12月の利用実績でロードファクター(提供座席数)が4割を下回る35.8%(前年同月比0.7ポイント上昇)だった仙台-札幌線を運休。不採算路線の見直しを進める。
撤退を検討している米子路線については、現在残っている直行便の那覇線と神戸線の2路線は運航。2路線とも、3月29日から4月24日と5月11日から6月30日の期間中の水曜日は運休する。
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