エアライン — 2015年1月22日 08:14 JST

JALとANA、スカイマークとの共同運航前向き 夏ダイヤ開始目指す

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 日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)は、昨年スカイマーク(SKY/BC、9204)から要請があったコードシェアについて、3月29日に始まる夏ダイヤでの開始を目指す。一方、1月21日が国土交通省航空局(JCAB)への提出期限だった国内線夏ダイヤの路線計画では、SKYとのコードシェア申請は準備が間に合わなかったとして、両社とも提出を見送った。

JALやANAとのコードシェア実現を目指すスカイマーク=15年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALの植木義晴社長は、「SKYから最終的な提案があった。受け入れられるか検討している」と述べ、3月29日から実施したい考えを示した。JCABへの申請時期については、「遠くない時期に結論を出したい」と語った。

 一方のANAは、「SKYの規定を細かく理解しなければならない。前向きに早急に実現したい」として、コードシェアを実現する際に必要な情報収集を急いでいるという。「(コードシェアの)申請は直前まで大丈夫だが、販売期間が短くなるので、極力早く申請にこぎ着けたい」(ANA)として、早期実現を目指す。

 3社によるコードシェアが検討されている路線はSKYの羽田発着便で、札幌線と神戸線、福岡線、鹿児島線、那覇線の5路線。JALとは同社が運航していない神戸線を除いた4路線、ANAとは5路線で調整している。

 SKYは3月28日までの冬ダイヤでは、羽田-福岡線(1日11往復)全便と、羽田-札幌線(1日8往復)の最大5往復に、エアバスA330-300型機を投入している。夏ダイヤでは、札幌線はA330運航便を最大7往復に増やし、新たに羽田-那覇線(1日6往復)も最大5往復をA330で運航する。A330の座席数は、SKYの主力機であるボーイング737-800型機の177席と比べて1.53倍の271席。

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日本航空
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