キャセイパシフィック航空、プレエコ利用で羽田ラウンジ体験

　キャセイパシフィック航空（CPA/CX）は1月16日から、羽田空港に開設した「キャセイパシフィック・ラウンジ」に招待するキャンペーンを実施する。羽田から香港や香港以遠に向かうプレミアムエコノミー利用者が対象で、3月31日まで。

キャセイパシフィック航空の羽田ラウンジ＝14年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　対象運賃は「プレミアム・エコノミー普通運賃（Wクラス）」と「プレミアム・エコ得フレックス（Rクラス）」、「プレミアム・エコ得3（Eクラス）」の3種類。対象便は午前10時45分発のCX543便と午後4時25分発のCX549便で、出発3日前までの日本発券が条件となる。

　羽田出発時に利用できる。出発当日、羽田空港のチェックインカウンターで「ラウンジ・インビテーション・カード」を受け取り使用する。

　キャセイパシフィック・ラウンジは、2014年12月9日にオープン。通常はファーストクラスとビジネスクラスの乗客、CPAの会員制度「ザ・マルコポーロクラブ」のシルバー以上の会員、航空連合ワンワールド・アライアンスのエメラルドまたはサファイアステータスの乗客が利用できる。

　同ラウンジは、ロンドンを拠点に活躍するイルゼ・クロフォード氏が率いる「スタジオイルゼ」がデザイン。CPAの新ブランドコンセプトに則り、「五感にやさしく響く心地良さ」で、乗客に満足してもらう空間を創り出したという。サクラ材や石灰石などを多用し、温かみのあるラウンジに仕上げた。このデザインによるCPAのラウンジは、羽田が最初となる。

　飲食の質も重視している。ホテルオークラのグループ会社で、レストラン運営や食品販売を手掛けるホテルオークラエンタープライズがサービスを担当する。

　香港国際空港のラウンジでも人気のCPA特製の坦担麺やワンタン麺など、出来立ての麺料理が食べられるヌードル・バーを用意。午前11時までは、和朝食やフレンチトーストなども提供する。また、パンやコーヒー、デザートを揃えるフード・バーも設けている。

対象便の運航スケジュール
CX543 羽田（10:45）→香港（15:05）
CX549 羽田（16:25）→香港（20:30）

関連リンク
キャセイパシフィック航空

・キャセイパシフィック航空、羽田に新コンセプトラウンジ　食事はホテルオークラ（14年12月9日）
・香港ドラゴン航空、羽田－香港線就航へ　3月から1日1往復（14年12月23日）
・キャセイと香港ドラゴン航空、2-3月分サーチャージ引き下げ（14年12月22日）
・キャセイパシフィック航空、離着陸時の電子機器使用緩和　15日から（14年9月12日）
・キャセイパシフィック航空、香港－ボストン線就航　15年5月から週4往復（14年8月26日）