ハワイアン航空(HAL/HA)は現地時間1月5日、羽田-コナ線の運航を米国運輸省(DOT)に申請したと発表した。デルタ航空(DAL/DL)の羽田-シアトル線の便数削減で、DOTは羽田発着枠の見直しを決定。HALは発着枠の再配分を求めていた。日本とハワイ島のコナを結ぶ路線は、2010年に日本航空(JAL/JL、9201)が撤退して以来、約5年ぶりとなる。
運航開始は6月1日ごろの予定で、1日1往復のデイリーで運航する。機材はエアバスA330-200型機(ビジネス18席、エコノミー276席、計294席)。
運航スケジュールは季節により異なる。5月から10月までのHA842便は羽田を午後11時55分に出発、午後0時50分にコナに到着する。HA841便は午後6時10分にコナを出発、羽田着は翌日午後10時。
ハワイ島西部に位置するコナは、日本人にとってもなじみのあるエリア。1996年から2010年までJALの直行便が乗り入れていた。デービッド・ユタカ・イゲ米ハワイ州知事は、コナ空港の再国際化を公約に掲げている。
HALは2013年10月、羽田-コナ線をDOTに申請。同年12月1日で運休したアメリカン航空(AAL/AA)の羽田-ニューヨーク線が使用していた発着枠の利用を申請していた。
AALも、DALのシアトル便の羽田発着枠についてはDOTに対して見直しを求めており、羽田-ロサンゼルス線を申請している。
一方、DALは「シアトル線は引き続き運航する」との立場を示しており、両社の配分見直しを求める動きをけん制した。
運航スケジュール
5月から10月
HA842 羽田(23:55)→コナ(12:50)
HA841 コナ(18:10)→羽田(翌日10:00)
11月から4月
HA842 羽田(23:55)→コナ(12:15)
HA841 コナ(17:05)→羽田(翌日10:00)
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ハワイアン航空
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6段落目を追記しました。(2015年1月7日 16:09 JST)
タイトルを1段落目の内容に沿うものに修正し、5段落目を追記しました。(2015年1月7日 15:42 JST)