エアライン, 企業 — 2014年11月11日 06:22 JST

JAL、Ponta運営会社に15％資本参加　ポイント相互交換へ

　日本航空（JAL/JL、9201）は11月10日、共通ポイントサービス「Ponta（ポンタ）」を運営するロイヤリティマーケティング（LM）との業務・資本提携を発表した。今後、JALマイレージバンク（JMB）とPontaとのポイント相互交換や新サービス開発などを実施する。

ロイヤリティマーケティングと提携、JMBマイルとPontaポイントの相互交換を開始するJAL＝14年5月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　ポイントの相互交換は2015年春を予定。JMBマイルは3000マイルから1000マイル単位でPontaポイントに交換する。レートは3000マイルから1万マイル未満の場合、1マイルあたり0.5Pontaポイント、1万マイル以上は1Pontaポイントとなる。

　PontaポイントからJMBマイルへは2Pontaポイントを1マイルに交換。Pontaポイントは2ポイント単位で受け付ける。

　JALはLMの第三者割当増資により、15％の資本参加。これにより、LMの株主構成は三菱商事（8058）が47.37％、ローソン（2651）が20.00％、リクルートホールディングス（6098）とJALが15.00％ずつ、ゲオホールディングス（2681）が2.63％となった。

　JMB会員は約2840万人、Ponta会員は約6635万人、提携社数は11月1日現在、81社107ブランドとなっている。

　両社は2010年3月から、「JMBローソンPonta VISAカード」でポイント交換サービスを始めている。